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漆喰(しっくい)って?
2009年03月19日
漆喰とは、簡単に言えば石灰岩を焼成、消化(焼いて、水をかける)して
海草のりと麻などのスサと呼ばれるものを混ぜたもので、壁に塗ったり成形したり
した後は、空気中の炭酸ガスと反応して再び石灰岩に戻っていく(固まっていく)
というすばらしくエコな材料なのです。しかもこの工法は、化学製品とかが出てくる
はるか昔からほとんど変わってないのです。
また漆喰の原料である石灰は私たちの身近なところで幅広く活躍しています。
たとえば、石灰のもつ吸湿特性を利用し、食品の乾燥剤や吸湿剤として、
また農業用として畑にまいたり、消毒などにも使用されています。
という訳で、住宅環境において様々な問題が取り上げられている現在において
自身を持っておすすめできる建材です。